大腸内視鏡検査|おりた内科クリニック おなかとカメラと糖尿病 金沢院|金沢・野々市の消化器内科、内視鏡内科、糖尿病内科、内分泌内科

〒921-8801石川県野々市市御経塚1丁目445
TEL:076-227-8110
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大腸内視鏡検査

大腸内視鏡検査|おりた内科クリニック おなかとカメラと糖尿病 金沢院|金沢・野々市の消化器内科、内視鏡内科、糖尿病内科、内分泌内科

初診の方はご一読ください

①当院の大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の特徴

専門医による安心の検査~大腸のかかりつけ医

専門医による安心の検査~大腸のかかりつけ医

日本消化器内視鏡専門医・指導医が、金沢大学附属病院等の中核病院で培った技術を活かし、苦痛の少ない内視鏡検査・治療を提供しています。

さらに、当院では大腸内視鏡検査時の挿入・処置時間、苦痛を軽減するために施行した工夫、挿入時の注意点から腸管走行、大腸の解剖学的対応方法などについて詳細に記録を残し、次回検査時により苦痛なくスムーズに検査ができるように対応いたします。患者様の『大腸のかかりつけ医』となるべく、誠心誠意対応いたしますのでご安心ください。

鎮静剤を使用した快適な検査

鎮静剤を使用することで、検査中に眠った状態で苦痛を感じることなく検査を受けられます。

体に優しい二酸化炭素ガスの使用

検査時にお腹が張りにくい、体に優しい二酸化炭素ガスを使用しています。

日帰りポリープ切除手術の提供

高難度内視鏡技術を習得した日本消化器内視鏡学会専門医・指導医が、安全かつ迅速に日帰りでポリープを切除する手術を行います。

個室トイレ付きの前処置室

個室トイレ付きの前処置室

個人専用のトイレと一体化した前処置室を備えた個室体制で、プライバシーに配慮しリラックスして下剤服用を行うことができます。

緊急内視鏡検査にも対応

血便など消化管出血(虚血性腸炎、大腸憩室出血)を疑う場合には、緊急内視鏡検査が可能です。

胃カメラと大腸カメラの同時施行

胃カメラと大腸カメラを同時に行うことができ、一度の受診で内視鏡検査を終了することができます。

午後からの検査対応、土曜日の検査対応

午後からおよび土曜日の胃カメラ検査にも対応しており、柔軟にご予約いただけます。

生活習慣病の専門医との2人主治医制

当院では、消化器内科専門医と生活習慣病の専門医の2人主治医制により、専門的な内視鏡検査に加え、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の診療も行うことが可能です。内視鏡だけに特化したクリニックではなく、全身を診ることができるクリニックとして、患者様の幅広い健康ニーズに対応し、安心して定期通院いただけます。

最新デジタルツールの活用

WEB予約やWEB問診、自動精算機などを活用し、待ち時間の少ないスムーズな検査体制を整えています。

検査のわかりやすい説明

院長自らが作成したスライドや動画を用いて、検査の内容をわかりやすくご説明します。

LINEでのオンラインサポート

LINE友達登録を通じて、オンラインで結果説明やフォローアップ、健康相談ができる手厚いサポート体制を提供しています。

 

(大腸カメラの事前診察のご予約の予約ボタンから簡単に予約できます、同時に内視鏡の予約ボタンからも大腸カメラの予約をしてください)

➁大腸内視鏡検査(大腸カメラ)とは

➁大腸内視鏡検査(大腸カメラ)とは

大腸内視鏡検査とは、一般に「大腸カメラ」と呼ばれている検査のことで、肛門から内視鏡を挿入し、直腸から盲腸までの全大腸(一部小腸)を調べて、大腸炎(感染性腸炎、虚血性腸炎、大腸憩室炎、潰瘍性大腸炎など)、大腸ポリープ、大腸がんの有無などを診断することができます。検査の際には必要に応じて、大腸ポリープを切除したり、組織の一部を採取(生検)したりします。内視鏡で行う治療には内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー)や内視鏡的粘膜切除術(EMR)があります。血便や下血時に緊急内視鏡を行い、止血治療も可能です。

大腸ポリープ、大腸がんについて

大腸がんの発症には体質(遺伝性、家族歴)、加齢、飲酒、喫煙、食の欧米化、運動不足といった生活習慣が大きく関わっていますが、もとは小さな良性の大腸ポリープ(大腸腺腫)ができて、5-10年以上かけて徐々に大きくなり進行した大腸がんに成長することが分かっています。そのため、小さな良性のポリープの時点で切除することが大腸がんの予防につながります。また、大腸がんはかなり進行しないと自覚症状が現れにくいという特徴があるため、早期発見のためには症状のない段階から定期的に大腸内視鏡検査を受けることが有効です。確かに大腸がんは怖い病気ですが、2-3年ごとに大腸内視鏡検査を行いポリープ切除すれば、大腸がんに命を脅かされることはありません。

~当院の大腸カメラに対する思い~

大腸癌で悲しむ人を一人でも減らしたい

当院では、大腸内視鏡検査に対する「つらい」「苦しい」「痛い」「恥ずかしい」といったイメージや不安を和らげ、できるだけ多くの方に定期的な検査を受けていただき、地域の大腸疾患の早期発見と治療に貢献したいと考えています。
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医としての経験を活かし、患者様一人ひとりに合った、できる限り苦痛の少ない検査を提供します。健康診断で便潜血反応が陽性だった方や、おなかや腸の症状に不安がある方は、ぜひご相談ください。
また、検査時の挿入の苦痛や挿入時間を記録し、次回の検査をより快適にするための情報を蓄積しています。これにより、大腸カメラのかかりつけ医として継続的な腸の健康管理をサポートし、患者様が安心して検査を受けられる環境を整えていきたいと思っております。

➂当院における苦痛を軽減する大腸内視鏡検査の工夫

前処置(下剤服用)の工夫

大腸内視鏡検査は、腸管洗浄液(下剤)によって腸内をきれいにする必要があります。この下剤による前処置が、大腸内視鏡が大変といわれる要因の一つにもなっています。当院では少しでも楽な環境、楽な方法で前処置を行っていただけるように工夫をしています。

下剤の種類

一般的に腸管洗浄は、検査当日に2リットルの下剤を服用していただく必要がありますが、当院では、半分程度で高い洗浄効果が得られる新しい下剤(モビプレップ)を採用しています。その分、飲む量に対する負担が軽減します。また、下剤を飲むことが苦手な方には、錠剤(ビジクリア)の選択肢もあります(錠剤50錠、水またはお茶2リットルの内服が必要になります)。この他にも飲みやすく味を工夫した下剤(マグコロール)などもあり、患者さん一人ひとりに合わせて腸内洗浄液を一緒に考えながら提案いたします。
また、下剤服用が難しく、大腸が完全にはきれいにならなかった場合にも、内視鏡に搭載された洗浄装置を駆使して洗浄および吸引しながら対応しますので、ご安心ください。

下剤服用の場所

前処置の下剤を服用いただく場所は、患者さんのご希望や環境に合わせて、ご自宅での服用(自宅飲み)、ご来院しての服用(院内飲み)のどちらにも対応していますので、事前説明時に相談しながら選択いただけます。
院内飲みを選択された場合には、個人専用のトイレと一体化した前処置室で、リラックスした状態で下剤服用を行うことができ、ご不安時にはすぐに看護師が対応いたします。

鎮静剤を使用した苦痛の少ない大腸内視鏡検査

当院では、鎮静剤(静脈麻酔)を積極的に使用しており、患者様は眠った状態で大腸内視鏡検査を受けていただけます。目が覚めたときには、検査が終了しており、苦痛を感じることはありません。以前の大腸カメラ検査で痛みやおなかの張りでつらい経験をされ、「もう二度と受けたくない」と感じた方でも、鎮静剤を用いることで、苦痛なく安心して検査を受けることが可能です。どうぞ一度、当院にご相談ください。

(※鎮静剤を使用した場合、当日は自動車、バイク、自転車などの運転ができませんのでご注意ください。当院は野々市駅前に位置しており、公共交通機関の利用やご家族様の送迎をおすすめします。また、送迎でお越しのご家族様が検査の待ち時間を過ごす際には、近隣にある白山イオンなどの商業施設をご利用いただけるため、便利です。お買い物や食事など、待ち時間を有効に活用できますので、ご検討ください)。

鎮静剤が推奨される方

  • 大腸内視鏡検査を初めて受ける方(はじめに苦痛の強い検査を経験すると次回以降の検査ハードルが上がってしまい、検査を受けなくなることをできる限り避けるため、初回から鎮静剤を積極的に使用して苦痛がない検査を提供いたします)
  • 大腸内視鏡検査に不安や恐怖心を強く持たれている方
  • 以前受けた大腸内視鏡検査で、強い痛みや苦痛を経験された方
  • 腹部の手術をされたことがある方(腸が癒着している可能性があり、強い痛みを生じることがあります)

このような場合でも、鎮静剤を使用することで苦痛の少ない大腸カメラを受けることが可能です。

日本消化器内視鏡学会専門医・指導医による軸保持短縮法

大腸内視鏡検査は技術の差が出やすい検査です。無理に押し込むと腸が引っぱられ、周辺の神経が刺激されて痛みが生じます。当院では、腸に負担をかけない「軸保持短縮法」という挿入技術を採用し、腸の形を保ちながらスムーズに挿入することで、検査時の痛みを最小限に抑えています。今まで培ってきた経験に基づき、腹部圧迫や体位変換などの工夫を大腸の解剖学的走行などもイメージしながら、できる限り患者様に負担なくスコープ挿入をしていきますので、ご安心ください。

検査後の苦痛を軽減する炭酸ガス送気

大腸内視鏡検査では、病変の見落としがないように空気を送りいっぱいに広げて隅々まで観察します。その際の空気がお腹の張り感や痛み、吐き気などの原因になることがあります。いつまでも腸内に空気が残ってしまい検査後にそうした症状が現れることもあります。
当院では、このような検査後のお腹の張りによる苦痛を軽減するため、空気に比べて腸管内で速やかに吸収される(空気のおよそ200倍)炭酸ガスを用いて全例検査を行っています。これにより検査後の苦痛を大幅に軽減することが可能となります。
※炭酸ガスは体内に吸収されても身体に害を及ぼすものではありません。

日帰り大腸ポリープ切除手術が可能

検査中に大腸がんの原因となるポリープを発見した場合、その場で切除手術も行うことで、再度下剤処置をして治療をすることが不要となり、患者様の負担を軽減します。20mmを超える大きなポリープや切除後の出血リスクが高い病変の場合には、現在も勤務しております金沢大学附属病院・連携病院やご希望の病院に紹介させていただき、入院でのポリープ切除を行うことができますので、ご安心ください。

④早めに大腸内視鏡検査を受けていただきたい方、症状とは?

  • 血便がある方(出血は痔によるものと思っていても一度確認しておくことをお勧めします)
  • お腹が張って腹痛も伴う方
  • 下痢や便秘がひどい方
  • 健康診断で便潜血反応が陽性だった方
  • 過去に大腸ポリープがあった方
  • 血縁者に大腸がんになった人がいる方
  • 40歳を過ぎて一度も大腸内視鏡検査をしたことない方

上記に該当する場合には、当院にご相談いただき、一度は大腸内視鏡検査を受けましょう。

⑤大腸内視鏡検査でわかる代表的な疾患

  • 大腸ポリープ
  • 大腸がん
  • 粘膜下腫瘍
  • 炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎)
  • 大腸憩室症・憩室出血
  • 虚血性大腸炎
  • 直腸潰瘍
  • 痔核

⑥大腸内視鏡検査の流れ

1

検査予約

検査予約

WEB予約システムからの予約が可能です。大腸カメラの予約とともに大腸カメラの事前診察の予約をとる必要がありますので、ご注意ください。電話でも予約を受け付けておりますのでお気軽にご連絡ください。
事前診察のうえ下剤前処置の説明を行い、検査日に再度来院いただくこととなります。
事前診察は検査の1週間以上前に施行する必要があります。
血便の場合には当日緊急内視鏡検査も対応可能となりますので、電話にてご相談ください。

2

検査前日

前日から消化の良いものを摂取いただきます。
夕食は21時までに済ませてください。
水、お茶、スポーツドリンクは夜間も摂取可能です。

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検査当日

常用されているお薬は検査予約時の指示通りに服用してください。 水、お茶、スポーツドリンクは摂取可能です。

4

検査

検査1

  • 自宅前処置:朝から自宅にて指示に従い下剤(検査の4時間前から)を服用いただき、指定された午後の時間帯に来院いただきます。更衣室で検査着に着替え、ロッカーに貴重品等を預けていただきます。鎮静剤使用のための血管確保を行います。
  • 下剤前処置専用個室使用時:個室にて検査着に着替え、ロッカーに貴重品等を預けていただきます。個室にて前処置を行います。 準備できれば、鎮静剤使用のための血管確保を行います。

検査2

ストレッチャーに横になっていただきます。
鎮静剤を注射しリラックスした状態で検査を受けていただきます(鎮静剤を希望されない場合、注射はありません)。
※検査時間:15~30分程度

5

検査後

検査後

検査終了後は専用のリカバリースペースで休憩いただき、その後、医師より検査画像を使用しながら丁寧に検査結果を説明いたします。(鎮静剤を使用しない場合はすぐに診察室にて結果説明を行います)。生検やポリープ切除を施行した場合には後日来院いただき、詳細な結果説明をいたします。
なお、LINEを使用して後日病理結果説明を送ることも可能ですので、LINE公式アカウント友達登録をご検討ください。
鎮静剤を使用した場合、車等の運転はできませんのでご来院の際も公共交通機関やご家族の送迎でお願いいたします。
ポリープ切除をした場合には、1週間程度は飲酒や激しい運動、遠距離移動はできる限りお控えください。
血便や腹痛が持続するなどの症状がありましたら、いつでもご連絡ください。緊急対応を検討いたします。

⑦大腸内視鏡検査の費用

項目 1割負担 3割負担
大腸内視鏡検査(観察のみ) 約2500円 約7500円
大腸内視鏡検査+生検病理検査 約4000円 約11000円
大腸ポリープ切除手術 約10000-13000円 約25000-30000円

※生検とは病変の組織を一部採取して、顕微鏡で確認する検査です

※上記費用に診察料、薬剤料などが別途かかります    

※大腸ポリープの切除手術は、内視鏡による手術治療として生命保険の請求対象となる場合があります。詳細については、ご加入の生命保険会社へお問い合わせください。