超音波内視鏡検査
超音波内視鏡検査

当院では、北陸のクリニックで初めて、膵臓を詳しく調べられる超音波内視鏡検査(EUS)を導入しました。これまでにも金沢大学附属病院などで多数の膵臓がんの早期発見をしてきた経験と技術に基づき検査を行っています。
この検査は、通常の胃カメラに超音波機能がついたもので、胃や十二指腸の内側から膵臓を直接観察することが可能です。CTやMRIでも見つけにくい小さな病変も、EUSなら発見できる可能性があります。
また、胃カメラと一緒に、眠った状態で受けられるため身体への負担も少なく、検査の手間も最小限です(通常の胃カメラより太めのカメラを使用するため、鎮静剤の使用は必須となります)。
今回、自治体の胃がん検診(胃カメラ)を受ける方を対象に、オプション検査として膵臓も同時にチェックできるメニューをご用意しました。
| 超音波内視鏡検査 | 9.800円(税込) |
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もちろん、どんな検査にも限界があり、EUSを行っても膵臓がんを100%発見できるわけではありません。
それでも、わざわざ別の日にCTやMRIを予約して膵臓を調べに行くのではなく、胃カメラと一緒に膵臓も同時に調べられるという利便性は、非常に大きなメリットだと考えております。
広く多くの人に膵臓の異変の“きっかけ”をとらえることができる、まさに“検診”の本質に合った方法だと考えています。
「膵臓がんで悲しむ人を一人でも減らしたい」
そんな想いを込めて、この検査を提供していきたいと思います。
超音波内視鏡:EUS(Endoscopic Ultrasonography)は、胃カメラの先端に超音波部分がついた特殊な内視鏡を使用する検査で、胃カメラ検査と同様の方法で実施できる比較的簡便な検査で検査時間も10分程度です。
膵臓は、おなかの深いところにあり、通常の腹部エコー検査やCT/MRI検査では早期発見が難しく、無症状のまま病気が進行することが多い臓器です。しかし、超音波内視鏡は、胃や十二指腸の中からすぐ裏にある膵臓を近くから詳しく観察できるため、5mm以下の非常に小さな膵臓癌も見つけることができます。
この検査を上手に活用することで、膵臓癌の早期発見につながる可能性があります。
当院では膵臓癌で悲しい思いをされる患者様やご家族様を一人でも減らしたいという思いから、超音波内視鏡検査を導入しました。
そのため、膵臓に不安がある場合や膵臓癌の危険因子(糖尿病の発症や膵嚢胞、慢性膵炎、膵癌の家族歴など)を持つ場合は、定期的に膵臓健診や膵臓ドックによる精密な超音波内視鏡検査にて、できる限り膵臓癌の早期発見につなげていきたいと思います。

膵臓の病気(膵臓癌、膵嚢胞、慢性膵炎、膵石など)だけでなく、通常の検査では詳細な評価が難しいことが多い胆のうおよび胆管の病気(胆石、胆管癌、胆嚢癌、胆管結石、胆管炎など)、消化管粘膜下腫瘍などの評価も可能で、早期発見が可能となりえます。