第19回膵癌早期診断研究会にWEB参加してきました|おりた内科クリニック おなかとカメラと糖尿病|金沢・野々市の消化器内科、内視鏡内科、糖尿病内科、内分泌内科

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第19回膵癌早期診断研究会にWEB参加してきました

第19回膵癌早期診断研究会にWEB参加してきました|おりた内科クリニック おなかとカメラと糖尿病|金沢・野々市の消化器内科、内視鏡内科、糖尿病内科、内分泌内科

初診の方はご一読ください

こんにちは。おりた内科クリニック おなかとカメラと糖尿病 金沢院の院長、織田です。

 昨日、8月2日に第19回膵癌早期診断研究会にWEBで参加しました。

私は今年3月まで金沢大学附属病院消化器内科で主に内視鏡診療を担当し、特に日本膵臓学会指導医も取得し膵臓癌の早期発見に力を入れて診療を行っていましたので、これまでにも、この研究会に何度も参加し、膵臓癌の早期発見の最新情報を勉強してきました。

この研究会では、全国の消化器内科、消化器外科、画像診断科、病理診断科の膵臓癌早期発見の専門家が集まり、2時間にわたって熱い議論が行われます。

今回は、東北大学大学院医学系研究科 病態病理学分野の古川徹先生による「膵癌発生進展過程の最新知見」のミニレクチャーが行われ、その後、早期膵癌の貴重な2症例を題材にカンファレンスが開かれました。今回も非常に興味深い議論が繰り広げられ、非常に勉強になりました。

毎回感じることですが、膵臓癌の早期発見は、現在の医療がこれほど進歩していても非常に難しいのが現状です。しかし、一歩ずつ着実に前進していると実感しています。

私は、膵臓癌の早期発見には以下の3つが重要だと考えています。

  1. クリニックなどのかかりつけ医が、日々の診療で膵臓癌を意識すること
  2. 胃がん・大腸がん検診のように、膵臓健診ができる体制を整えること
  3. クリニックレベルで最新のエコー検査や超音波内視鏡検査を受けられるようにし、膵臓癌の早期発見のハードルを下げること。

こうしたことを実践できるクリニックを目指して、今後も精進してまいります。また、今後も最先端の勉強会に積極的に参加し、最新の医療を提供できるよう努力していきます。