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こんにちは。おりた内科クリニック院長の織田典明です。
6月25日(水)の休診日、スタッフ全員が休日返上で集まり、おりた内科クリニックでは開院1周年まで残り約3か月という節目を前に『院内研修会』を開催しました。『より良いクリニックをみんなで作り上げたい』『地域の皆さまにもっと信頼され、選ばれる存在でありたい』その強い想いを胸に、当院の理念や院長・副院長の想いを共有し、進むべき方向を一つにするための貴重な時間となりました。
以下、研修会の概要をご報告いたします。
① 院長から伝えたいこと
「患者様が来てくださることは、奇跡の積み重ね」― 地道な努力と心ある接遇が信頼をつくる ―
今回の院内研修会の冒頭では、私からスタッフの皆さんに向けて、「なぜ開業を志したのか」、そして「どのようなクリニックを目指しているのか」について、これまでの経験や想いを率直にお話しさせていただきました。
この話が、スタッフの皆さんにとって、「この先生と一緒に頑張っていきたい」「支えていきたい」と思ってもらえるきっかけになればと思い、心を込めてお話しました。
内視鏡・膵臓診療への熱い想いと実績
私はこれまで、消化器内科医として、特に内視鏡診療の分野で多くの厳しい現場を経験してきました。
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深夜・休日問わず対応した緊急内視鏡治療
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膵臓がんの早期発見を目指した腹部エコー・超音波内視鏡(EUS)による膵臓診療
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北陸で普及が遅れていたEUSを用いた高難度な胆管ドレナージの導入と教育体制の構築
──こうした困難な課題に対して、妥協することなく、寝る間を惜しんで資料や動画を見て自ら学び、セミナー・内視鏡ライブ講義にも積極的に参加して、患者様のために新しい診療のかたちを常に模索し続けてきました。(実際、現在のクリニックづくりにその時の経験が生きていると実感しています)
そうした姿勢が少しずつ形になり、金沢医療センター勤務時には『膵臓がんの早期発見に関する取り組み』が認められ、北國がん基金を受賞することもできました。
また、金沢大学附属病院や同門の先生方からも、「膵臓や胆道ならおりたに相談しよう」と声をかけていただけるようになり、「開業するなら、超音波内視鏡(EUS)もやるんだよね」と自然に言っていただける存在にまでなれたことは、大きな励みになっています。
開業はゼロからの挑戦だった
しかし、どれだけ勤務医としての経験があっても、開業はまったくのゼロからのスタートでした。
クリニックの立ち上げでは、経営・資金調達・採用など、初めて尽くしの業務ばかりでした。
また、開業準備期間や開業当初は当然、専門的な外来・内視鏡診療の経験があったとしても、「おりた内科クリニック」という存在を患者様や地域の皆様はまだ誰も知りませんでした。
さらには、私にとって未知の分野だった「訪問診療」にも挑戦するという、大きなハードルが待っていました。
地域に根ざすための地道な活動
私は開業前からずっと、「どうすれば地域の皆様に当院の存在を知っていただき、安心して受診していただけるか」、
「どうすれば医療・介護関係者の皆様に『一緒に仕事をしたい』『患者さんを紹介したい』と思っていただけるか」を真剣に考え続けてきました。
そのために、介護施設やケアマネジャーさん、訪問看護ステーション、企業の健康管理部門、地域の高齢者サークルや健康クラブなど──
本当にたくさんの場所に何度も足を運び、パンフレットを手渡ししたり、健康講演を通じてクリニックのことを知ってもらう活動を地道に続けてきました。地域のお祭りにも参加し、ぶっつけ本番でカラオケ大会に出場して、恥ずかしながらも一曲披露させていただいたこともあります。時には冷たく断られることもありましたが、それでもめげずに、一歩ずつ信頼を積み重ねていくことを大切にしてきました。そんな中で、少しずつ地域とのつながりが広がり、今では地元FMラジオ「FM-N1」から出演依頼をいただけるようにもなりました。
開院前の内覧会では、200名以上の方に私の専門である腹部エコー検査を短時間ですが実際に体験していただく機会を持てました。患者様と近いふれあいを通して、直接コミュニケーションが取れたことは、たくさんの患者様に『おりたで腹部エコー検査をうけたい』と思っていただけるきっかけになっているのではないかと感じています。
そして今では、「内覧会に行ったよ」「ラジオ聴いたよ」「講演会で話を聞きました」と声をかけてくださり、実際に受診してくださる患者様が少しずつ増えて、定期通院につながっています。
こうした積み重ねの一つひとつが、私たちのクリニックの『地域に根ざす力』となっていると実感しています。
また、金沢大学附属病院の同門の先生方や、地域の中核病院の医療連携室にも足を運び、「顔の見える信頼関係」を築いてきました。
紹介や連携の場面でも、「あの先生になら任せられる」と思っていただけるよう、今後も誠実な関係づくりを大切にしていきたいと思います。
患者様が来てくださるのは『当たり前』ではない
スタッフのみんなに忘れてはほしくないことは、新しくできたクリニックに、自然と患者さんが来てくださることは決して『当たり前』ではないということです。
「どんな先生か分からない」「丁寧に診てくれるのか不安」
──そんな気持ちを持つのは当然であり、信頼のないクリニックに受診や紹介をしていただけるはずがありません。
だからこそ、私はこれからも足を運び、顔を出し、想いを伝えていく活動を続けていきたいと思います。
そして「この先生に診てもらいたい」「このクリニックなら安心して患者さんを紹介できる」と、患者様にも医療・介護関係者の皆様にも思っていただけるよう、クリニックの『顔』として自ら先頭に立って動いていきたいと思います。
信頼は一朝一夕では築けない
現在、少しずつ患者様のご来院が増え、訪問診療のご依頼もいただけるようになってきました。しかしこれは、これまでの地道な活動と、患者様・関係者様との丁寧なコミュニケーションの積み重ねがあってこそです。
信頼は時間をかけて築かれるものですが、失うのは一瞬です。だからこそ、私たちは常に「相手の立場になって考えること」を大切にし、患者様や関係機関の皆様に対して、誠実で丁寧な対応を心がけていかなければなりません。
来院された患者様に「また来たい」と思っていただけるように、連携先の方に「また紹介したい」と思っていただけるように、
スタッフみんなの診察時の言葉がけや対応が、その信頼を築く鍵となることを忘れないでほしいです。
一緒に、地域で最も信頼されるクリニックへ
私は、これまでの経験に自信と責任を持ちながら、これからも寝る間を惜しんで、「おりた内科クリニック」を地域一番のクリニックに育てていきたいと思っています。
それは、私ひとりの力では成し得ません。スタッフ一人ひとりの力があってこそ、理想のクリニックは実現します。
何よりも、スタッフのみんなに「この先生を支えたい」「一緒に患者さんを元気にしたい」と思ってもらえるような存在でいられるよう、
私も全力でみんなを大切にしながら努力していきますので、ぜひ、ついてきてください。みんなで団結して、「おりた内科クリニック」をあたたかく、力強い、地域に根ざしたクリニックへと育てていきましょう。
② 副院長から伝えたいこと
~ スタッフとともに育てる 『働きやすく、あたたかいクリニック』を目指して ~
スタッフに一番近い立場として
おりた内科クリニックの大きな特徴のひとつは、院長と私の夫婦による医師二人体制であることです。
私は副院長として、医師であると同時に、主婦であり、子育て中の母親でもあります。だからこそ、家庭や育児と仕事を両立しながら働くスタッフのみんなの気持ちに、少しでも近い立場で寄り添いたいと、いつも思っています。
当院では、院長を除けばスタッフ全員が女性で、それぞれ異なる生活環境やライフステージを抱えています。私は人事・労務管理、シフト調整、スタッフ教育など、職場づくりの中心を担いながら、「経営側」というだけでなく、『スタッフに一番近い立場の医師』として気軽に相談できる存在でありたいと考えています。
働きやすい職場づくりとその意義
「子どもが熱を出してしまって…」「学校行事でどうしても休みたい」──
そういった時に、遠慮せずに相談できる職場であってほしい。私自身がその気持ちをよく知っているからこそ、そう思っています。
ただし、ここでひとつ忘れてはいけないのは、「働きやすい環境」は誰かが『与える』ものではなく、みんなで『育てていく』ものだということです。私たちがどれだけ親身にサポートしても、自己都合ばかりが優先される空気になれば、クリニック全体のバランスが崩れ、クリニックの運営にも支障をきたしてしまいます。
医療従事者としての意識と責任
「夏休みを長く取りたい」「土曜は出たくない」「連休がほしい」──その気持ちはよくわかります。しかし、それが続けば、他のスタッフへの負担が増え、最終的には患者様にも影響が及びます。私たちの仕事は、単なる接客業ではなく、命と健康を守る医療の現場です。その責任と誇りを持って日々の業務に取り組むことが、医療のプロフェッショナルとしての基本姿勢だと私は考えています。
一方で、スタッフみんなの生活や家庭の事情もとても大切です。だからこそ私たちは、少しでも働きやすくなるよう、スタッフを多めに配置し、福利厚生も整え、給与が増えるように努力をしています。さらに、あとで提示する評価制度も作成して、『頑張りが実を結ぶ』システムを構築しました。しかし、それができるのは、クリニックが安定して成長し、しっかり収益を上げることができていてはじめて行えることであることを忘れてはいけないと思います。
クリニックを支える『チーム』という意識
この良い環境を守り、さらに良くしていくためには、一人ひとりが『患者さんのために』『仲間のために』『クリニックのために』という意識を持ち、前向きに日々の業務に取り組み、自ら考えてクリニックに貢献するために頑張ることが不可欠です。私は副院長として、『どうすれば、もっと良いクリニックになっていけるか?』を常に考えながら、スタッフ一人ひとりと向き合い、支え、育てていきたいと考えています。
おりた内科クリニックは、院長や私だけのものではありません。スタッフ全員の力で支えられている『みんなのクリニック』です。
『ここは、私たちのクリニックなんだ』──そんなふうに感じてもらえるスタッフが増えるほど、組織の力は何倍にも大きくなります。
「働いていて誇れる」クリニックをめざして
私はこの場所を、地域の方々に信頼されるだけでなく、スタッフにとっても『ここで働けてよかった』と思える職場にしたいと強く思っています。
「このクリニックで働いていることが自慢です」と、心から言えるような職場を、みんなと一緒に作り上げていきたいのです。
これからも、院長とともに、「働きやすさ」と「患者さんに選ばれること」の両立を目指して歩んでいきます。
どうか、これからも一緒に力を合わせて、地域一番のクリニックをつくり上げて、みんなで幸せになりましょう。
➂おりた内科クリニックが大切にしている4つの想い~『理念』の確認
私たちは、クリニックの理念を定めることは、スタッフ一人ひとりが「どう進んでいくべきか」「どのように頑張ればよいのか」を考えるうえでの『道しるべ』になる大切な土台だと考えています。
日々の診療の中で迷ったときや、判断に悩む場面でも、理念が心にあれば自然と進むべき方向が見えてきます。
だからこそ、私たちはこの『理念』をスタッフ全員が共有し、常に心の中に置いておくべき大切な指針として大切にしています。
ここでは、おりた内科クリニックが日々の診療を通して大切にしている、4つの想いをみんなで確認しました。
1. 人生のはじまりから最期まで、ずっと寄り添う存在でありたい
おりた内科クリニックは、患者様の人生のあらゆるステージに寄り添い、ずっと支え続けられる『ライフパートナー』のような存在でありたいと願っています。
子どもの頃の体調管理から、成人期の生活習慣病の予防や治療とともに癌の早期発見・治療、そして、老年期の健康であるためにどうすればいいか一緒に考えること、そして定期通院が難しくなれば終末期の訪問診療まで対応する。
どの時期においても、患者様やご家族が『ここなら安心して相談できる』『まず、おりたに相談しよう』と感じていただけるようなクリニックを目指しています。
病気の予防から、早期発見・治療、そして人生の最期を迎える場面まで──
『地域のかかりつけ医』として、一貫して支える医療を提供していきたいと考えています。
2. 『患者様のために』をいつも心に置いて診療を行いたい
おりた内科クリニックが日々の診療で何よりも大切にしているのは、『患者様のために』という気持ちです。
「困っている患者様の力になりたい」「少しでも安心して帰っていただきたい」──
そんな『してあげたい』というやさしい気持ちを、スタッフ一人ひとりが大切にしてほしいと願っています。
『苦しそうな表情に気づいてそっと声をかける』
『待ち時間が長くなって不安そうな様子に気づいたら、状況を丁寧に説明する』
そうした一つひとつのやさしい対応や、患者様の気持ちを汲み取ろうとする姿勢が、安心感や信頼につながっていきます。
患者様の心に寄り添い、『どうすればこの患者様の力になれるだろうか』と思いを巡らせること、
そして、その気持ちを行動に移せるクリニックでありたいと思います。
3. 地域全体が健康になっていく『健康の輪』を広げたい
おりた内科クリニックは、目の前の患者様だけでなく、地域全体の健康づくりにも力を入れたいと考えています。
健康講座や健診の普及活動・地域イベントへの参加を通じて、『地域に根ざした予防医療』を実践し、健康の大切さを伝えていきたい──
それが私たちの目指す『健康の輪』のひとつです。
もうひとつの『健康の輪』は、実際に受診された患者様から広がる生の口コミです。
「カメラが楽だった」「丁寧に診てくれた」「また来たい」──
そんな声が、ご家族や友人、職場の方々に届き、「私も行ってみよう」と新たな受診につながる。
その結果、早期発見・治療へと結びつけば、その声が大切な方の健康を守ったことになります。
地域での情報発信と、患者様からの自然な広がり。
この2つの『健康の輪』を重ねながら、地域全体が少しずつ元気になっていくことを目指していきたいと思います。
4. 『来ると元気になる』『また来たくなる』心温まるクリニックになりたい
医療の技術や設備の充実はもちろん大切ですが、
おりた内科クリニックが本当に目指しているのは、
「ここに来ると安心できる」「また来たい」と感じていただける、心の通ったクリニックであることです。
私たちは、患者様の病気だけでなく、日々の暮らしやご家族のこと、人生の背景にまでできる限り寄り添っていきたいと考えています。
スタッフ一人ひとりが、「このクリニックは自分のことをちゃんとわかってくれている」と思っていただける関係性を大切にしたいです。
「腰の痛みはいかがですか?」「お孫さんの運動会、楽しかったですか?」
そんな日常のふとした会話が、患者様にとっての安心感や満足感につながり、
「ここに来ると自分のことを大切にしてくれる」と実感していただけるきっかけになると信じています。
私たちはこれからも、健康茶を飲みにふらっと立ち寄れるような、地域の皆さんが自然と集まる場所を目指し、
来るたびに元気をチャージできる、心温まるクリニックをスタッフみんなで育てていきたいと考えています。
④ 今後の医療業界を生き抜くために―クリニックを取り巻く現実と、私たちの目標
まず「今、医療業界はどう変わっているのか」をみんなで共有しました。
診療報酬は下がり、物価や人件費は上昇し、AIの進化とともに医療のスタイルそのものが大きく変わろうとしています。かつてのように「地域にあれば自然と患者さんが来る」時代は終わり、これからは『患者様に選ばれるクリニック』にならなければ、生き残ることはできません。そして現実として、何もしなければ収益が減り、スタッフみんなの給与や福利厚生も維持できなくなるという厳しい状況となることが予想されます。この現実を理解し、『クリニックのために』そして、『自分たちのために』も、より多くの患者様を効率よく、かつ満足度を落とさずに診療していく努力が不可欠です。
おりた内科クリニックが掲げる目標
これからの時代を生き抜き、より多くの患者様に信頼されるクリニックになるために、私たちは以下の取り組みを強化していきます。
- お待たせしない満足度の高い外来体制の確立
- 胃・大腸カメラ検査の効率的運用体制の確立
- 訪問診療部門の確立
- 『まじめで専門性を活かした自由診療』の強化:健康診断・予防接種の拡充、膵臓ドック、栄養指導、腸活・ダイエット外来など
- 『膵臓がん早期発見プロジェクト』の地域展開(野々市・白山エリア)
これらの目標は、クリニックの存続と成長、そしてスタッフの安定した雇用や給与を守るためにも絶対に必要な取り組みです。
実現のカギは『一人ひとりの自発性』― デジタル活用とタスクシフトの先にある、持続可能なチーム医療
これからのクリニック運営には、「効率」と「質」の両立が欠かせません。
そのためには、デジタルツールの活用とタスクシフトが重要です。問診や予約管理、検査結果の整理など、仕組みでできることはシステムに任せる。
医師が行わなくてもよい業務は、看護師や事務スタッフが担う。こうした役割分担が進めば、それぞれが「自分にしかできない仕事」に集中でき、より多くの患者様に、丁寧な医療を提供することが可能になります。
つまり、デジタル化とタスクシフトは、持続可能な診療体制を支える戦略です。
そして、この仕組みを支えるのが、スタッフ一人ひとりの『自発性』です。
「私がやります」「ここは任せてください」──
そんな前向きな姿勢が、組織を強く、温かく育てます。
逆に、誰かの行動を待っているだけでは、成長は止まり、
収益も落ち込み、やがてクリニックの経営にも影響を与えます。
だからこそ今、求められているのは、
『自分のためにも、患者様のためにも行動する』という意識です。
その一歩一歩の積み重ねが、未来のおりた内科クリニックをつくっていきます。
私たちはこれからも、全員の力を合わせて、『地域で最も信頼されるクリニック』を目指していきましょう。
⑤『頑張った人がきちんと評価される』評価制度の導入
今回の研修会では、「頑張った人がきちんと報われるクリニックでありたい」という想いから、私たちが作成した評価制度の導入についても話し合いました。
評価制度の柱となるのは、以下の3つです。
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月1回の個別面談の実施
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明確な評価項目の提示
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頑張ってほしいポイントの共有
「何を頑張れば評価されるのか分からない」
「どれだけ努力しても報われないなら頑張りたくない」
そんな思いを誰にも抱かせないように、評価の基準を明確化し、
頑張りがきちんと反映される制度にすることを、みんなで確認しました。
またこの評価制度は、単に成果や数字だけを見るものではありません。
おりた内科クリニックの『理念』や院長副院長の想いを実践できる人材であること──
すなわち、「患者様のために動ける」「チームを支え合える」「自ら考え行動できる」
そんなスタッフへと成長していくための目標を示すものでもあります。
これからの時代、『ただ漫然と働くのではなく、自分の成長と向き合い、目指す姿を持って働くことが、やりがいにもつながる』『せっかく、長時間働くならやりがいを持て自分を成長させるように働いてほしい』と私たちは考えています。
一人ひとりの頑張りがしっかり見える、そして評価される。
そんな温かくて前向きな職場を、みんなで育てていきたいと思いますので、みんなで頑張っていきましょう。
まとめ:院内研修会を終えて
今回の研修会は、『スタッフ全員でつくる、地域密着のクリニック』というビジョンを改めて共有し、同じ方向を向いて歩んでいくための大変意義ある時間となりました。
おりた内科クリニックは、まだまだ成長途中のクリニックです。だからこそ、これからの未来を築いていくのは、紛れもなくスタッフ一人ひとりの力です。
私たちが本気で地域の健康を支えていくためには、「このクリニックをもっと良くしたい」「自分たちのクリニックを強くしたい」という強い想いと愛着を持って働くことが何よりも大切です。
新しいことに挑戦することを楽しみ、前向きに取り組んでいく─そんな自発的な行動が、患者様の笑顔や、より良い職場環境へとつながっていきます。
そして、私たちはみんなの頑張っている姿は必ず見ていますし、きちんと評価し、報いていく制度も整えています。
これからも、おりた内科クリニックは「ただの診療所」ではなく、地域の健康を支える『ライフパートナー』として、
患者様にとっても、働くスタッフにとっても、『あたたかく、前向きになれる場所』であり続けられるよう、全員で力を合わせて歩んでいきましょう。
院長 織田 典明
副院長 織田 友希菜