胃内視鏡検査|おりた内科クリニック おなかとカメラと糖尿病|金沢・野々市の消化器内科、内視鏡内科、糖尿病内科、内分泌内科

〒921-8801石川県野々市市御経塚1丁目445
TEL:076-227-8110
  • WEB予約
  • WEB問診
  • LINE
ヘッダー画像

胃内視鏡検査

胃内視鏡検査|おりた内科クリニック おなかとカメラと糖尿病|金沢・野々市の消化器内科、内視鏡内科、糖尿病内科、内分泌内科

初診の方はご一読ください

はじめに

はじめに

胃内視鏡検査(上部消化管内視鏡検査)は、食道、胃、及び十二指腸の内部を直接観察し、異常の有無を確認するための検査です。この検査は、食道炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんなどの消化器系の疾患の診断や治療に重要な役割を果たします。検査中の快適さを確保するために、鎮静剤を使用します。

検査の目的

胃内視鏡検査の主な目的は以下の通りです。

  • 消化器系の症状(腹痛、胸やけ、吐き気、嘔吐、食欲不振、体重減少など)の原因を特定する。
  • 胃がんやその他の消化器系のがんを早期に発見する。
  • 胃潰瘍や十二指腸潰瘍の有無を確認し、治療の必要性を評価する。
  • 出血の原因を特定し、止血治療を行う。

検査前の準備

検査の前には、以下の準備が必要です。

前日夜から絶食

検査の8時間前から飲食を控えて頂きます。水やお茶などの透明な飲み物は、検査の2時間前まで摂取可能です。

医師の指示に従った薬の調整

現在服用中の薬がある場合は、医師の指示に従い一部の薬の摂取を中止する事があります。

アレルギーや既往症の確認

過去に薬や麻酔に対するアレルギーがあった場合や、心臓病や糖尿病などの既往症がある場合は、必ず医師にお知らせ下さい。

検査の手順

検査当日は、以下の手順で進行します。

1

受付と問診

受付と問診

来院後、受付で手続きを行い、問診票に記入します。医師や看護師から検査の説明を受けます。

2

鎮静剤の投与

検査中の不快感を軽減するために、静脈注射により鎮静剤を投与します。これにより、検査中は眠ったような状態になり、リラックスして受ける事ができます。

3

内視鏡の挿入

内視鏡の挿入

喉の麻酔を行った後、内視鏡を口から食道、胃、十二指腸へと挿入します。内視鏡の先端にはカメラが付いており、内部の映像がモニターに映し出されます。

4

観察と処置

医師がモニターを見ながら内部を観察し、必要に応じて組織のサンプルを採取(生検)します。また、ポリープの切除や出血の止血などの処置も行います。

5

検査の終了

検査が終了したら内視鏡をゆっくりと取り出します。全体の所要時間は通常15~30分程度ですが、鎮静剤の影響で覚醒するまで時間がかかる事があります。

検査後の注意点

検査後は、以下の点に注意して下さい。

安静

鎮静剤を使用しているため、検査後しばらく安静にし、完全に覚醒するまで院内で休憩します。通常、1~2時間程度です。

飲食の再開

検査後1~2時間後に水やお茶などの透明な飲み物から摂取を始め、徐々に普通の食事に戻します。

運転の禁止

鎮静剤を使用したため、検査当日は自動車や自転車の運転を避け、公共交通機関や送迎を利用して下さい。できれば、ご家族や友人に付き添って頂く事をお勧めします。

異常の確認

検査後に腹痛や吐血、黒色便などの異常が見られた場合は、速やかにご連絡下さい。

検査結果の説明

検査結果は、後日または検査当日に医師から説明があります。生検を行った場合は、病理検査の結果が出るまで数日かかる事があります。結果に基づいて、必要な治療や追加検査の計画が立てられます。

よくある質問

鎮静剤は安全ですか?

鎮静剤は一般的に安全ですが、個々の患者様の健康状態に応じてリスクがある場合があります。事前に問診し、適切な対応を行います。

検査後に仕事はできますか?

鎮静剤を使用した場合は、検査当日は安静に過ごし、運転や重労働は避けて下さい。翌日から通常の活動を再開できます。

検査前に薬を飲んでもいいですか?

医師の指示に従い、必要に応じて薬の調整を行います。服用中の薬については、事前にご相談下さい。

最後に

胃内視鏡検査は、消化器系の疾患を早期に発見し、適切な治療を行うための重要な検査です。鎮静剤を使用する事で、快適に検査を受ける事ができます。不安や疑問がある場合は、医師や看護師に遠慮なくご相談下さい。私たちは、皆様の健康を守るために全力を尽くします。